読者初心者へおすすめ「伊坂幸太郎」５選
読書のすゝめ（伊坂編）
通称伊坂ワールドと言われている、読書をしていると迷い込んでしまう世界がある。私も迷い人の一人だ。この世界に囚われたらもう2度と脱することはできないだろう。それでもいい、この世界の人口が増えるといいなと思う。
作家リスト
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「伊坂幸太郎」５選、伊坂ワールドへ誘います
伊坂幸太郎の「面白い本」を５作品に絞るなんて不可能だ。だから、特に伊坂ワールドを実感してもらえてかつ、読みやすい作品を選んでみた。伊坂ワールドとはなんぞや。それだけは言葉で説明してはならない。読めばわかる、わかった時、この世界の住人になった知らせをぜひ一報お願いしたい。
#伊坂幸太郎 が好きな人！
— そらの@1ヶ月100記事チャレンジ (@sorano123_) 2019年9月4日
伊坂ワールドの住人だよ、という人リツイートお願いします！どれくらいの人たちと繋がれるかな？ପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ
一番好きな作品をリプで教えてくれたらもっと嬉しいです。#読書好きな人と繋がりたい しかも、自分の好きな作家さんを通して。
チルドレン
ページ数：普通（352ページ）
物語への入り込みやすさ：★★★✩✩
内容の難しさ：★★✩✩✩
読了後：★★★★★
実写化・アニメ化：あり
どういう物語なのだろう。淡々と読み始めているうちに、気がついたら伊坂ワールドに入り込んでしまっている。初めて読んだ伊坂幸太郎がこの本だった。本当にびっくりした。いつの間に私はこの仕掛けに引っかかっていたのだろう。サラサラ読めて、たどり着く小さな奇跡を、手のひらの上で体感してみてはいかが？
アイネクライネナハトムジーク
ページ数：普通（341ページ）
物語への入り込みやすさ：★★★★✩
内容の難しさ：★★★✩✩
読了後：★★★★★
実写化・アニメ化：あり(2019/9/20公開)
登場人物が多くて少し戸惑うかもしれない。でも読み進めていけばきっとみんなが愛おしくなるから。本の概要にもあるように"魔法のような"と言う表現。間違いない。この本を読み終えた瞬間、私はペンとノートを取り出して、もう一度読み直した。魔法を紐解くために。
陽気なギャングが地球を回す
ページ数：普通（394ページ）
物語への入り込みやすさ：★★★✩✩
内容の難しさ：★★★✩✩
4人の目線から話すので、慣れるまで行ったり来たりして大変かも。メモ書きするのも◎
読了後：★★★★★
実写化・アニメ化：あり
「読者初心者へおすすめ」として取り上げようか少し悩んだ作品。なぜなら、目線がコロコロ変わるから追いつけず読みたくなる可能性があるから。それは妹で検証済み。
それでも、読んでほしいに天秤が傾いた。なぜならこんな世界があってもいいな、なんて思わせてくれるギャング達に出会って欲しいから！この本にハマったのならば、この本はシリーズものだからすぐさま本屋へ行ってしまうだろう。私はその一人。
死神の精度
ページ数：普通（345ページ）
物語への入り込みやすさ：★★★★✩
内容の難しさ：★★✩✩✩
読了後：★★★★★
実写化・アニメ化：あり
伊坂ワールドで外してはならない作品だろう。読み終わった時にふわりとひろがる温かい気持ち。思い出してぶわりと鳥肌がたっている。
終末のフール
ページ数：普通（384ページ）
物語への入り込みやすさ：★★★✩✩
内容の難しさ：★★✩✩✩
読了後：★★★★✩
実写化・アニメ化：なし
今日も、明日も生きていく予定なのならばぜひ読んでもらいたい１冊。少し重たい内容だけれど、ズシズシと心に響く言葉を受け止めてから生きていけたらいいなと思う。
大好きな本で「これ読んで！」と貸したら返ってこないので、もうそれは贈ったものとして新しい本を買おうかな。枕元にないと落ち着かないな。
最後に
伊坂幸太郎が、好きだ。だからこれはもはや押し付け。私のブログを読んでくれる人みんなに読んでもらいたい。伊坂幸太郎、伊坂ワールドを知ってから私は活字で物語を読む意味をしれた気がする。活字じゃないとみられない世界として、自信を持ってお勧めする。
