読者初心者へおすすめ「青春小説」5選

読書のすゝめ
本を読んでいると、脳内トリップで時空が歪んでしまうことがある。本の中で生きている高校生や大学生をみて「ああ、自分のあの頃は」なんて回想にひたってみたり。こんな青春時代を過ごしたかったな、と少しだけ後悔したり。
www.soranoworld.com青春小説を読んで、 若かりし頃のことを思い出してみては。思いを馳せるのも良いと思う。思い出は良いことはもちろん悪いことも時に脳内補正がかかって輝いて見えることもあるから。あの頃の自分たちが、今の自分を作っているのだ。
ご気分リスト
映画館で観たいタイトルを選べるのは、その場で選べるタイトルが決まっているから。こんな仮説のもと、私が絶対に面白いを自信持って紹介。ご気分リストは、足を運ぶ映画館を選ぶ感覚でどうぞ。限られた5本の中からなんとなくでいいから選んでみて。そのなんとなく、も本との出会いには大切な直感だから。
- ほっこりしたり
- ハラハラしたい(ミステリー系)
- 泣きたい
- 動物系
- 自己啓発系
- 歴史を感じたい
- ドキドキしたい(恋愛系)
- 青春を味わいたい⇦現在地
- 本が好きになりたい
恩田 陸『夜のピクニック』
ページ数:多い(455ページ)
物語への入り込みやすさ:★★★✩✩
内容の難しさ:★✩✩✩✩
読了後:★★★★★
実写化・アニメ化:あり
私の読書人生が始まった一冊。児童書を読んでいた日々から小説に切り替わった、始まりの本。夜のピクニック、通称夜ピク。歩行祭を実際にやっている高校が茨城県にあり、中学生だった私はその高校へ入る術はあるのかと調べたほど。ただ歩くだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。
伊坂 幸太郎『砂漠』
ページ数:多い(455ページ)
物語への入り込みやすさ:★★★✩✩
内容の難しさ:★★★✩✩
重要ではないが、麻雀の話が出てくるのに苦手意識を持たないように。
読了後:★★★★★
実写化・アニメ化:なし
THE青春小説です。この本は、かつて学生だった人たちへ自信を持っておすすめできる。現役の大学生にはおすすめどころか押し付けて読ませている。正しさって何だろう、まっすぐ生きるってかっこ悪くて、でもかっこいい。
谷村 志穂『空しか、見えない』
ページ数:普通(360ページ)
物語への入り込みやすさ:★★★★✩
内容の難しさ:★✩✩✩✩
読了後:★★★★★
実写化・アニメ化:なし
この本はちょっと変わり種ですよ。「青春小説 おすすめ」の検索でも上位では上がってこないと思う。不意に出会った一冊。とても読みやすくて、友情とか頑張った記憶とか、そういうのって大人になっても支えてくれるから不思議だ。今を生きている、でも今を生きている私を作ってきたのは過去の私何だよなぁ。
喜多川 泰『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』
ページ数:少ない(215ページ)
物語への入り込みやすさ:★★★★★
内容の難しさ:★✩✩✩✩
読了後:★★★★★
実写化・アニメ化:あり
人生は出会いの連続だ。出会いに優劣をつけることはできないが、人生に欠かせないと思う人との出会いはきっと多くはない。そんな人と出会えたら、それはとても幸せなことなんだろう。
はやみね かおる『都会のトム&ソーヤ』
ページ数:普通(354ページ)
物語への入り込みやすさ:★★★★★
内容の難しさ:★✩✩✩✩
読了後:★★★★★
実写化・アニメ化:なし
初めて好きな作家さんとして名前を覚えた「はやみねかおる」。元々は児童書なのだが、文庫本として売っているのを見つけて即買い。こんな冒険、一生ないと思う。マンホールの下に行くなんてあり得るわけがない。でも、小説の中くらい大冒険しよう。青い鳥文庫出身の読書仲間は大抵はやみねかおるシリーズを読んでいるので、大人になってもこのシリーズを読んでしまう気持ちは理解してもらっている。児童書で出会えなかったあなたの手元でこの大冒険が繰り広げられますように。
最後に
実は、青春小説は私の読んできた冊数が圧倒的に少ない。好きなジャンルの違いだ。しかし、積読として本棚には青春小説なるものが何冊か待機している。読んでいないけど青春小説としての王道と言われる本を少し紹介しておく。早めに積読から救出してあげよう。アップデートされたらランキングの入れ替えがあるかもしれない。






